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妊娠の仕組み

ここでは、妊娠の仕組みについてまとめています。

妊娠までの流れ

妊娠するまでの流れを説明します。

精子と結ばれるまでの準備

女性の卵巣には、卵胞という卵子を育てるための袋が100~200万個近くあります。ここから月に一度、ホルモンの刺激を受けて、成熟した卵子が放出されます。これが排卵です。

排卵日は、月経開始日からだいたい14日目あたりで、今まで低かった基礎体温がぐんと上がるのがサインです。その前後5日間くらいを排卵期といい、妊娠しやすい時期となります。

卵管采(らんかんさい)から取り込まれ、卵管に入った卵子は、膣内に放出された精子と出会うのを待ちます。

妊娠するまで 

精子が卵子にたどり着けば、受精が完了し、卵子は受精卵となります。

卵子を目指して進む精子は1億個ともいわれますが、そのうち卵子に近づけるのは数百個程度、そして卵子と結ばれるのは1個だけで、また、毎回の性交で必ず卵子と精子が結ばれるわけではありません。

奇跡的のようにつくられた受精卵は、分裂を繰り返しながら卵管を下り、だいたい1週間で子宮にたどり着き、ふかふかに準備された子宮内膜にもぐりみます。これで、着床は完了です。

お母さんになった身体は、基礎体温も高温層が続き、排卵からだいたい2週間で妊娠検査薬が反応を示すようになります。そしてこの受精卵が順調に成長することで、やがて赤ちゃんとして誕生するのです。

妊娠の妨げになる要因

妊娠を妨げる要因は、さまざまです。

「不妊症」という言葉を最近よく耳にしますが、男性側が不妊症という場合もあります。原因は、女性のトラブルだけに限らないのです。

男性側の原因としては、精子の数が少ない、精子に子宮を進んでいく元気がないというトラブルなど。

女性の不妊症の原因は、着床しにくい・卵管が詰まっている・ホルモンバランスが良くないなど、身体に複数の要因が重なって不妊となっている場合や、逆に精神的なものなど、特に身体に原因が見当たらないという例もあります。

子宮内の症状としては、子宮筋腫や子宮内膜症も不妊の原因とされます。ただ、子宮筋腫については、筋腫のある場所や大きさによって、その影響はまちまちです。

妊娠が分かって、検診を受けて初めて筋腫に気付く人や、筋腫があるまま出産する人もたくさんいます。妊娠を考えるのであれば、月経での観察だけでなく、定期的に自分の子宮の状態を婦人科で検査してもらうのもよいでしょう。