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女性ホルモンと妊娠の関係

ここでは、妊娠における女性ホルモンの役割についてまとめています。

女性ホルモンとは

「肌が荒れて…」「気持ちが不安定で…」と、色々な原因にされがちな女性ホルモン。女性の心身に影響を及ぼすとは分かっていても、実際の働きについて詳しく知っている人は少ないのでは。

そこで、重要な役割を担っているのに意外と知られていない、女性ホルモンについて解説します。

まず女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。

エストロゲン プロゲステロン
女性らしさに影響するホルモン 妊娠の助けになるホルモン
基礎体温を下げる 基礎体温を上げる
肌や髪のツヤ、自律神経に影響 水分の維持や食欲増進に影響
生理の終わりから排卵前にかけて分泌される 排卵後から次の生理の間に分泌される
分泌が多いと、肌もキレイで心身ともに安定してくる 分泌が多いと、頭痛やむくみ、ニキビができやすくなり、イライラしがちになる

このように働きも、分泌時期も異なるふたつの女性ホルモン。一般的には、初潮から閉経までの期間中に、脳からの指令によって、卵巣から分泌されるものだとされています。

ただし、30代以降は急激に分泌量が減ります。分岐点は37歳とも言われ、妊娠率にも影響してきます。

日頃から、ストレスをためずに、冷え性対策やバランスの良い食事を心がけ、更年期に備える意味でも、ホルモンバランスに左右されることがない、体作りをすることが重要です。

いつ分泌しているの?

自分自身の女性ホルモンが分泌される時期を知りたいなら、基礎体温を毎日測定しましょう。低温期はエストロゲン、高温期はプロゲステロンが分泌されている時期です。

月経不順のあるひとは特に、月によってばらつきがあるので、長期的に計測してから判断しましょう。

ダイエットにおすすめの時期

ダイエットをするなら、エストロゲンが多い卵胞期がオススメ。気持ちも安定しており、肌のコンディションも良く、効果がでやすい時期です。

しかし、無理なダイエットをすることでホルモンバランスを崩してしまう事があるので、健康的なダイエットを心がけましょう。

女性ホルモンと妊娠の関係

2つの女性ホルモンそれぞれが、妊娠に向けて重要な役割をはたしています。エストロゲンは、生理の終わりから排卵までの卵胞期に多く分泌されることで、妊娠しやすいように子宮内膜を厚くします。

プロゲステロンは排卵直後から分泌され、子宮に受精卵が着床しやすいような環境づくりをします。また、着床した後も、子宮内膜の厚さを維持して妊娠が継続するのを助け、妊娠後の胎盤を安定させます。

しかし、両方の関係にズレが生じると、生理不順が起こります。とりわけエストロゲンに異常があると、子宮筋腫や子宮内膜症を悪化させる可能性も。

これらは不妊の原因にもなるので、妊娠を考えるのであれば、まずは早い段階で、基礎体温を計って自分のホルモンの状態をチェックしておきましょう。

気になる症状があれば、婦人科で相談すること。注射や投薬でバランスを整えなおすことも可能です。