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まずは子宮筋腫について正しく知ろう

ここでは、子宮筋腫についての基礎知識を解説しています。

子宮筋腫ってどんな病気?

子宮筋腫は、発生する場所によって種類が異なります。

子宮の外側を覆う漿膜(しょうまく)の下にできるのが漿膜下筋腫。自覚症状がほとんどないため、かなり大きくなるまで気がつかないこともあります。

子宮の筋層にできるのが筋層内筋腫で、子宮筋腫のおよそ70%がこれにあたります。大きさも数もさまざまで、月経過多や月経痛などの自覚症状があります。

子宮筋腫の全体の1割ほどですが、症状が最も重いのが粘膜下筋腫です。子宮内膜のすぐ下にでき、子宮の内側に向かって成長していきます。出血しやすい筋腫で、月経期間が長く続いたり、月経過多を起こしたりします。受精卵が着床しにくく、不妊の原因となることも。

子宮頸部にできるのが頸部筋腫で、出血や性交時の痛みなどがあります。

筋腫の種類によって自覚症状は異なりますが、月経量が多かったり、生理がだらだらと長く続いたり、ひどい月経痛や腰痛などがある場合には、注意が必要です。

前述のとおり、子宮筋腫の中には自覚症状のないものもあるので、体のコンディションには日ごろから注意しておきましょう。

子宮筋腫はなぜできるのか。その原因は、はっきりとは解明されていませんが、女性ホルモンのエストロゲンが大きく関わっていると考えられています。

そのほか、胎児の時に何らかの原因で生じ、成長とともに大きくなると考える「生まれもった素因によるもの」という説や、月経を繰り返していくうちに細胞に異常を生じていく「月経が原因」という説もあります。