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子宮筋腫が不妊の原因になるって本当?

子宮筋腫があると妊娠しづらくなるのではないかと思っている人もいるようですが、子宮筋腫は不妊の原因となるのでしょうか?子宮筋腫と不妊の関係について解説します。

子宮筋腫と不妊の関係とは?

不妊には、さまざまな原因があります。まだハッキリと解明されていないので、一概にはいえませんが、子宮筋腫の人の不妊率は20~30%と、子宮筋腫のない人と比べて、その確率は高めです。

なぜ、子宮筋腫の人の不妊率が高くなるのか、それにはいくつかの理由が考えられています。

  • 受精卵が着床しにくくなる

子宮筋腫ができると子宮が大きくなり、内膜がデコボコになるため、受精卵が着床しにくくなるといわれています。とくに、粘膜下筋腫の場合は、子宮内に避妊リングを入れているのと同じ状態になるので、さらに妊娠しづらくなります。

  • 流産しやすくなる

子宮が硬く、収縮しやすいため、着床できたとしても、流産してしまうことがあります。

妊娠時の注意点

妊娠女性画像子宮筋腫があるからといって、必ずしも不妊になるわけではありません。子宮筋腫をもちながらも、妊娠・出産をしている人もいます。

ただし、子宮筋腫のある人は、ない人と比べて、注意しなければならないことがいくつかあります。

通常、妊娠すると子宮はやわらかく、大きくなります。しかし、筋腫があると、子宮は硬くなり、大きくなりにくいことが多いのです。大きくなっても、わずかな刺激が子宮に加わると、収縮しやすくなり、流産してしまうことがあります。

子宮筋腫の人の場合、早産の危険性も高まります。無理をせず、お腹が張ったらすぐに休んだり、痛みを感じたら受診しましょう。

妊娠の経過とともに、子宮筋腫がやわらかくなることも少なくありません。筋腫が小さく、やわらかくなっていれば、赤ちゃんの頭が下がってくるので、経膣分娩も可能です。

しかし、筋腫が子宮の出口付近にある場合、赤ちゃんの頭が下がってこれず、帝王切開になるケースが多々あります。