子宮筋腫の原因や初期症状を解説 » 絶対に知っておきたい子宮筋腫Q&A » 更年期の大量出血や月経が長いのは子宮筋腫のせい…?

更年期の大量出血や月経が長いのは子宮筋腫のせい…?

更年期になって閉経が近づくと、月経のサイクルが乱れ、経血量にも大きな変化が見られます。これは更年期障害の症状の1つかと思いきや、実は子宮筋腫が原因だったということもあります。ずっと月経が続いていたり、かなり大量に出血していたりすれば、それは子宮筋腫が原因かもしれません。子宮筋腫ができると、子宮内が圧迫されて、体に不調が起こります。子宮筋腫による症状は更年期障害の症状とよく似ているので、自身で子宮筋腫だということに気づきにくい傾向があります。

更年期と子宮筋腫の関係とは

更年期と子宮筋腫は症状が似ていることが多く、実際に子宮筋腫になっているのか気づきにくいことがあります。症状には、月経時の大量出血や月経不順、不正出血、便秘、頻尿、腰痛などがあり、子宮筋腫にも更年期障害にも当てはまります。子宮の内側や筋肉内に筋腫ができると、不正出血の原因になり、不正出血になれば、倦怠感や疲労感も引き起こすようになります。子宮筋腫は40代以上になると多く見つかる傾向にあり、更年期の子宮筋腫は不正出血などから慢性的な貧血になる事もあります。

体の不調が更年期障害か子宮筋腫によるものかは、婦人科での診断でわかります。子宮筋腫が原因なら、更年期障害にない月経痛や下腹部のハリ・しこりがあるので、診断で子宮筋腫が原因だとわかります。

婦人科では内診と超音波検査、血液検査が行われます。血液検査では貧血の有無が分かり、貧血であればそれを改善する治療を受けることになります。子宮筋腫が見つかれば、薬物療法で女性ホルモンの分泌を抑える治療を行い、筋腫が大きくなっていれば手術を受ける可能性があります。

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特に更年期の方であれば、もう少しで閉経を迎えるということもあって、治療するべきかどうか悩むという方も少なくないですよね。

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閉経後の子宮筋腫はどうなる?

子宮筋腫は、思春期前の女性に発症することはほとんどなく、閉経後には小さくなっていきます。何が原因で子宮筋腫が発生するのか、その理由は今のところ解明されていません。

しかし、女性ホルモンのエストロゲンが大量に分泌される妊娠中は、筋腫が大きくなり、出産すると小さくなるというケースがよく見られます。

エストロゲンのほか、プロゲステロンも筋腫の細胞分裂を促すなど、子宮筋腫の成長に関係していると考えられています。

こうしたことから、子宮筋腫の発生には女性ホルモンが関係していると考えられています。

一般的に、子宮筋腫は閉経後に小さくなるため、手術をするほどの筋腫でなければ、閉経になるまで、そのまま様子を見るということも少なくないのです。

更年期以降の子宮筋腫で注意すべきこと

シニア女性画像子宮筋腫の治療方法のひとつに、エストロゲンの分泌を一時的に抑えるホルモン療法があります。

人工的に閉経状態を作るものですが、とくに閉経までの期間が短い45歳以降の女性に対して、この治療法が採られることがあります。

こうしたことからも、更年期以降は、子宮筋腫を放置しておいても大丈夫なのではないかと考えている人が多いようです。

通常、閉経前後には女性ホルモンが激減するため、子宮筋腫も小さくなります。しかし、例外的に筋腫が成長することがあります。

また、ごくまれにですが、子宮肉腫になることもあるのです。

閉経後に筋腫が大きくなったり、やわらかくなったり、痛みなどがある場合には、その可能性もあるので、しばらくの間、半年に一度程度は定期検診を行うなど、体調をこまめにチェックしておきましょう。